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なんで腰痛になるの?(6)腰椎分離・すべり症

なんで腰痛になるの?シリーズ6です。

シリーズ5で姿勢からの腰への負担を解剖学的に説明しました。

腰が反る(前弯)と腰の神経が通る脊柱管が狭くなり、腰が丸くなると椎間板に負担がかかりやすいという話でした。

では腰を反った姿勢が続くと起こってくる腰の障害を書いていきます。

腰椎11

まずこの写真を見てください。

腰椎と骨盤の模型です。

黄色のラインが脊髄神経です。

腰椎の前弯を強くした状態です。人の姿勢で言えば反り腰のような状態と思ってください。

立位 腰椎前腕強

このような姿勢のことですね。

さて、模型の写真をみてください。青い字で剪断力と書いてあります。

これは反り腰のような姿勢をとると上半身の重さが腰椎に集中してしまい。前方(お腹側)へのストレスのベクトル強くなってしまいます。

そのことによって腰椎の関節である椎間関節にストレスが集中し腰椎分離症になります。

下の写真を見てください。

分離が発生するのは腰椎後方の上関節突起と下関節突起の間の関節突起間部です。

 

IMG_3796

この部分に上半身の重みが過度に加わった状態で腰椎の屈伸、回旋が繰り返し加わることにより疲労骨折が発生します。疲労骨折の骨癒合が得られず偽関節となり離れた状態が分離症で、腰椎分離はほとんどが第5腰椎(90%)に発生しています。

分離症のなかで、後方部分の支持性がないため椎体が前方にずれてくるものを「分離すべり症」と呼びます。すべり症は脊椎(せきつい)同士がずれた状態を指しますが、椎間板の老化による不安定性が原因でずれたものを「変性すべり症」と呼びます。

分離すべり症は慢性的な腰痛と下肢痛を来すことが多く、高度なすべり症以外では通常、排尿排便障害は認めません。変性すべり症も腰痛・下肢痛を来しますが、脊柱管(せきちゅうかん)全体が狭くなるため馬尾(ばび)神経の圧迫症状が主症状になります。

馬尾神経とは腰の部分の神経のことで、仙骨まで走ってきた脊髄はそこでいくつかの神経に分かれていきます。見た目がウマのしっぽと似ているのでそう呼ばれています。

歩行によって下肢痛やしびれ感が出現し、休むと軽快する間欠性跛行(かんけつせいはこう)と呼ばれる症状や、会陰部(えいんぶ)のしびれ感や、排尿排便障害を来します。

 

次回は、腰部脊柱管狭窄症について書きたいと思います。

https://rehabili-jump.com/archives/1007

 

今回はこの辺で・・・

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