今回は「スマホ巻き肩」について書かせていただきます。
パソコンやスマホを長時間扱っていると、肩関節が内側に丸まったまま筋肉が硬くなってしまい、徐々に肩が巻き込まれた状態になることをいいます。
しかし、いつも思うのですがこのような言葉は誰が作られているのでしょうか?
わかりやすくインパクトがあり印象に残りますね。
自分は、はじめて聞いたとき「スマホ巻き」ってなんかお寿司みたいやんって思ってしまいました・・・
これくらいインパクトがあると人の心に残るのですね。
すみません。話が逸れてしまいました。
「スマホ巻き肩」で現れる症状としては
肩関節、肩甲骨が内側に丸くなった状態が続くことで背中が丸くなり、首(頚椎)がストレートになってしまいます。
肩こりや、頚部の筋肉が疲労し痛みを起こします。
首の筋肉が硬くなると首から頭に走っている神経、血管が圧迫され頭痛が起こりやすくなります。
背中が丸くなることで当然、バストのハリがなくなったり姿勢の崩れに繋がります。
また、スマホの小さい画面を凝視し続けることで目が疲れる経験が皆さんあると思うのですが目の疲労も首の筋肉と関係しています。
一度、自分の手で首の後ろを掴んだまま首は動かさず目(眼球)だけ上下、左右に動かしてみてください。
首は動かしていないのに首の筋肉がピクピク動くのがわかります。
このように目の動きと首は連動していて目の疲労から首の筋肉の張りにつながり頭痛、首痛になったりします。
本当に現代病ですね・・・これは辛い。
昨日の朝の情報番組で理学療法士の竹井先生が「スマホ巻き肩」の説明と体操、スマホの適切な見方の姿勢を説明されていました。
以前、私も竹井先生の研修会に何度かに参加させていただき、その時に学んだ治療技術、理論は今でも役に立っております。
ありがとうございます。
大事なことは
・スマホの長時間の使用は控えること
・スマホ使用時の姿勢を意識すること
・それでも疲労がたまり姿勢が崩れやすいので毎日ケアするための体操を継続
・目の周りの筋肉をほぐす
などが良いです!
体操は無理に行うと肩や首を痛めたりする可能性もありますので無理のない範囲で行ってください。
また、
動画で説明している体操は全ての方に適しているわけではありません。
個々の状態を診て、適切な施術、体操を選択し行う事がより効果的で痛みを伴うリスクが少ないです。
動画で説明した体操がうまくできない方や上記したような症状でお困りの方は1度ご相談を!