整体ストレッチ!!今回は肩関節のインナーマッスルの棘上筋です!!
肩関節の整体ストレッチシリーズを書いてきましたが重要な棘上筋が抜けていましたのでしっかり説明したいと思います。
棘上筋はこんな筋肉です。
参考書籍:運動療法のための機能解剖学的触診技術より
このイラストのように肩甲骨と上腕骨の上側を橋のように繋ぐ筋肉です。
実はこの棘上筋の役割はすごく大切で、小さい筋肉ですが棘上筋が無ければ肩が上手に挙げる事が出来ないんです。
次のイラストを見てください。
参考書籍:運動療法のための機能解剖学的触診技術より
棘上筋と三角筋が書いてあります。三角筋は肩関節を挙げる時にメインで働く大きな筋肉です。
このイラストで分かる事は棘上筋が上腕骨を肩甲骨の関節面(肩関節)に押さえつけるように働く事で肩関節のテコの役割を担っている事なんです。
もし、棘上筋が緩んでしまったり、傷んでしまって上手に働かない場合は下のイラストのようになります。
参考書籍:関節・運動器の機能解剖より
上の右側のイラストは棘上筋が緩んでしまって上手に働いていない場合です。
三角筋だけが働いてしまうと赤矢印のように上腕骨が上方に飛び出すように動いてしまい、上手に肩関節を挙げる事が出来なくなります。
このように肩関節にとって肝腎要の筋肉が棘上筋です。
さて!棘上筋の整体ストレッチ方法です!!
右側を伸ばしたい場合
①背中の後ろで写真のように左手で右手首を持つ
②左手で左側に引っ張る
③右肩の上側が伸びている状態で20〜30秒保持してください。
*背中が丸くならないよう気を付けてください(伸びにくくなります)。
④次に掌を上向きにして同じように20~30秒ストレッチしましょう
*少しだけストレッチされる箇所が変わります(同じ棘上筋です)
*肩関節に痛みのある方は無理をしないように気を付けてください
このストレッチを左右1~3セットおこないましょう!
小円筋の整体ストレッチはこちらから