草津市南草津【理学療法士による整体とトレーニング】Jump(ジャンプ)院長の木村です。
今回は、前回にも少し触れましたが胸の筋肉(大胸筋)の整体ストレッチを説明していきますよ!
大胸筋は胸の筋肉です。男性ではかっこいい胸板と言われ、女性ではバストアップの筋肉と言われています。
肋骨から肩関節をまたいで上腕骨についています。
この筋肉が縮む事(収縮する)によって上腕を閉じる(肩関節を内側に動かす)働きをするんです!
例えば、テニスのフォアの打ち方ですね。
この大胸筋が硬くなって縮みっぱなしになってしまったら・・・
ずっと、腕を閉じた状態になってしまいます・・・
こんな感じです
大胸筋が硬くなって腕が内側に入ってしまうと、肩甲骨も一緒に引っ張られて猫背の原因になります。
また、肩関節自体にも悪い影響をもたらします。
これは肩関節の正常な肩関節です。
ではこれを見てください。
上腕骨(腕の骨)の位置が前方にずれている事がわかりますでしょうか?
大胸筋が硬く縮まってしまうと上腕骨を前方にひっぱってしまいます。
このような上腕骨の位置で肩を動かし続けていると肩関節自体にも負担かかってきます。
筋肉が硬くなると関節のズレもおこしてしまうんですね・・・
さて!大胸筋の整体ストレッチです!!
このように両手を広げて大の字に寝ます。
片脚を反対側に倒します。(この写真では左脚を右側に倒しています)
すると足を倒した方向を反対の胸の前面が伸びます。(この写真では左胸の大胸筋が伸びます)
この状態で20~30秒保持してください。
*腰が痛んだり、肩の後面が痛む場合は無理をしないでください。
これを2~3セット左右繰り返しましょう!
胸の前の大胸筋が伸びてリラックスし解れてくれます!
猫背や肩こりの方に有効なので是非、お試しください!!