草津市南草津【理学療法士による整体とトレーニング】Jump(ジャンプ)院長の木村です。
今回はふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の整体ストレッチです!
アキレス腱に着いている筋肉ですね。
どんな筋肉かといいますと・・・
参考書籍:運動療法のための機能解剖学的触診技術体幹・下肢より
ヒラメ筋と腓腹筋の二つで下腿三頭筋といいます。
この下腿三頭筋の役割りは足関節を動かし、つま先を下に向けます。なので歩行や走行時の蹴りだしを行います!
また、立っている時に姿勢を保持する為に常に働いている筋肉です。
下腿三頭筋だけ働くとこんな感じです。
つま先立ちですね・・
ここでポイント!!
ヒラメ筋は腓骨から始まって足関節をまたぐアキレス腱になります。
腓腹筋は大腿骨から始まって膝関節をまたいでから、足関節をまたぐアキレス腱になります。
そうなんです!腓腹筋は膝関節をまたいでいるので膝関節も動かしてしまうのです・・・・
それも!少し複雑です・・・
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)が硬くなり縮んでしまったら・・・
まず、つま先が下方向に引っ張られます。
そのままだと・・
こんな感じでつま先立ちになってしまいますね。これで歩くのは大変だ。
なので・・・
こんな感じで膝をつっぱって反り腰になってしまったり・・・
立つ姿勢の重心が前にある人は、つま先が下がらないので下腿三頭筋はつっぱってしまい、上についている膝関節が引っ張られて膝が曲がってしまいます。
少し分かりにくいかなー・・・
なんとなくイメージで分かっていただければOKです!
まとめると、ふくらはぎの筋肉が硬く縮んでしまうと腰痛を起こしやすくなったり、膝が曲がったままで伸びにくくなり膝痛の原因になったりするんです!
ふくらはぎの筋肉あなどる無かれ・・・・
ですね!
さて、ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)の整体ストレッチの方法です!
①壁などの前に立つ
②片足を後ろに引く
*後ろ足の踵が地面から離れないように、膝を伸ばしたまま、足先は真っ直ぐに向けておきましょう
③そのまま20~30秒保持します
*腰や膝に痛みが出る方は無理のない範囲で行いましょう!
この整体ストレッチを左右1~3セット行いましょう。
皆さんご存知のアキレス腱のストレッチですね!
膝痛や腰痛予防になる事、ご存知でしたか?
下腿三頭筋は立位や歩行、走行など常に使い続け、負担も大きい筋肉なので疲労がたまりやすく硬くなりやすいです。
この整体ストレッチはすごく大切なんですよ!
是非、実践してみてください!