草津市南草津【理学療法士による整体とトレーニング】Jump(ジャンプ)院長の木村です。
あけましておめでとうございます!
今回は背中の大きな筋肉の広背筋の整体スチレッチです。
この筋肉は役割りがたくさんあります。
肩関節を後ろに挙げたり、肩を上げた状態から肩関節を引き下げる役割り(懸垂の時など)、骨盤を引き上げたりなど・・・
これだけの役割りが出来る筋肉なのでどんな形をしているんだろうって思いますよね。
こんな筋肉です。
参考書籍:運動療法のための機能解剖学的触診技術より
上腕骨から背骨や骨盤まで広がって着いているんです。
なので肩関節や体幹、骨盤だって動かせるんです。
脊髄損傷で下半身麻痺の方が両手で体幹を持ち上げてベッド上や車椅子に移動するのですが、その時に広背筋を使ったプッシュアップ動作(両手でベッドを押して体幹を持ち上げる)が非常に大切になってきます。
日常で広背筋が硬くなってしまうと、肩関節が内側に入り込んだようになり掌が力を抜いた状態でも後ろを向いたようになりやすいです。また、片側だけの広背筋が縮んでしまうと縮んでいる方の肩が下がります。よく写真で片方の肩が下がってしまう人はよくいますよね。
広背筋の整体ストレッチ方法
①椅子にすわり両手を挙げて片方の手を反対側の手首を持ちます
②手首を握っている方の手で写真のように体を横に引っ張ります。
*腰痛や肩の痛みが出る方は無理のない範囲で行って下さい。
*息を止めないようにおこないましょう
*真横に体を倒すのがつらい方は斜め前に倒してください
③体を横に倒した状態を20~30秒保持しましょう。
*横に倒した状態がつらい方は深呼吸を2~3回行う程度で大丈夫です。
このストレッチを左右2~3セット行いましょう!!
広背筋のストレッチは力が抜きにくいので息を止めて頑張ってしまう方が多いので深呼吸をしながら脱力してくださいね!